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算数の基礎となる、計算力。小学校に入る前の幼児期から、数字に強くなってもらいたい、算数を好きになって欲しい、と計算に力を入れるご家庭も多いのではないでしょうか。
幼児期の子供に計算を覚えさせよう!と思うと難しく感じがちですが、楽しく数字に親しみ、計算力の基礎を育む方法はたくさんあります。
ドリルで基礎力をつける、アプリでゲーム感覚で学ぶ、絵本で楽しみながら自然に覚える、ゲームを取り入れる、そろばんをやってみる、または日々の生活や会話のなかで数に慣れ親しむ、など。この記事では、「未就学児~小学校低学年の子供が、楽しく計算力をつける」方法をご紹介。
子供にあった計算力をぐんぐんアップする方法を、見つけてみてください!
計算力とは、数字の概念を理解し、足し算、引き算、掛け算、割り算の四足計算を正しくおこなう力のこと。
算数はもちろん、日常生活でも必要な力です。時計を読んで時間を知る。お買い物するときに価格を計算する。お料理の際に調味料を正しく計る、など。計算力が必要な場面はたくさんあります。
計算力を高めることで、算数・数学の基礎が高められ、算数への自信につながります。
また、物事を理解して考える力=「論理的思考力」を高める効果もあると言われています。計算をすることで脳が活性化され、記憶力や判断力、空間認識力、集中力などの向上にもつながります。
計算力をつけるには、習い事やドリル、アプリやボードゲームなど、さまざまな方法があります。もちろん、日常生活の中でも計算力トレーニングできるチャンスもたくさん。
子供の性格や興味に合わせて、「楽しく計算力をアップする方法」を見つけるのが、計算力アップへの近道です。
計算力トレーニングの定番「そろばん」。そろばんでは、数字を素早く入力し、指先で珠を弾きます。指先と脳を連動させて計算することで、右脳が活性化する効果も。またそろばんに慣れてくると、頭のなかでそろばんを弾きながら計算ができるように。素早く正しく暗算ができるようになります。
近くのそろばん教室を探す場合は、日本珠算連盟のサイトから教室を探すことができます。
また最近では、いしど式そろばん教室やベネッセのチャレンジスクールなど、オンラインでそろばん教室に通えるスクールも。
\幼児期からおうちで試せるそろばんなら/
反復練習で身につけられる、計算力。反復練習といえば、「公文式」が有名。公文式の幼児教育では、「数を数える」練習から始め、次に数字を書く練習。しっかりと数を言えて、書けるようになってからたし算の練習、と少しずつステップアップ。無理なく算数の力をつけることができ、自学自習できる力も養われます。
公文式の数・数学については、公文式公式サイトから確認可能。お近くの教室も、探すことができます。
\くもんの幼児ドリルなら/
フラッシュ暗算とは、パソコンなどのディスプレイにフラッシュ式に表示される数字を、珠算式の暗算で計算するもの。頭のなかにそろばんをイメージして計算をする、暗算トレーニングができる習い事として注目を集めています。そろばんとセットで習える教室も。フラッシュ暗算が習える教室は、日本フラッシュ暗算協会 公式サイトから探すことができます。
ドリルやプリントなら、子供のレベルやペースに合わせて家庭で進めることができます。遊び要素がたくさん取り入れられているものも多く、楽しく取り組むことができます。
四則計算のトレーニングは、各社からたくさんのドリルが出版されています。
「100マス計算」という足し算、引き算、かけ算の練習プリントも。
パズルなどゲーム形式で覚えるのもおすすめです。
小学生向けには、この1冊をやるだけで、小学生がたった1日で19×19までの暗算がパッと答えられるようになる!と話題の本もあります。
「小学校で習う計算が5秒で解ける」というこんな本も話題です!
絵やお話を通して、自然と数に親しむことができる幼児向けかず・さんすうの絵本もたくさんあります。絵本が好きで、机に向かってひたすら計算はまだ早いかな……というお子さんには、ぴったり! 数の概念も楽しく学ぶことができます。
\数・算数の絵本はほかにも/
ゲーム感覚でスマホやタブレットで計算力が高められるアプリもたくさんあります。AIで子供あった問題を出してくれるアプリも。アプリなら、問題やイラスト、アニメーションも定期的に更新されるので、飽きっぽかったり、書いて計算を繰り返すのは苦手でも、無理なく取り組むことができます。
計算力はもちろん、数量や図形、論理など算数の基礎を身に着けたいなら「こどもちゃれんじさんすう思考力プラス」もおすすめ。
思考力UPを目指すなら、「シンクシンク」もおすすめです。
通信教材やタブレット教材でも、計算力を磨くことができます。まず、0~6歳向け幼児教育教材でおすすめは以下の3つ。ひらがな、数、時計、思考力、プログラミングなど、総合的に学ぶことができます。
ベネッセが運営する、しまじろうと学ぶ通信教育講座。エディトイやワークなどお届け教材のみのコースと、専用タブレットでの学習が中心の「タッチ」コースがあります。「タッチ」コースは、専用のタブレット1台でひらがな・数・英語・プログラミングなど幅広いテーマが学習可能。小学生からは「進研ゼミ」になります。
お届け教材は一切なしで、専用タブレットのみで完結。国語、算数、英語など基礎はもちろん、こどもの得意にあわせて中学校までの内容を先取り学習できる無学年学習「コアトレ」が無料受講可能。
幼児から大学生・社会人まで、さまざまな教育サービスを提供する「Z会」の幼児向け通信教育。目先の学力ではなく、主体的に学びに向かう姿勢=「あと伸び力」を身につけることを目的とし、知的好奇心を広げる「実体験」と、考え抜く力を身につける「ワーク学習」の両方から学べる教材です。
算数に特化したタブレット教材も! 計算力はもちろん、総合的な算数力や思考力も身に付けることができます。
楽しみながら「算数力」「思考力」を身に着け、算数を得意にする年中・年長(幼児)向けタブレット教材。算数の基礎理解から小学校の先取りまでドンドン進めることができます。
YouTubeなど、動画を見るのが好きなら、数や算数を楽しく学べる「ナンバーブロックス(Numberblocks)」がおすすめです! ナンバーブロックスは、イギリスの公共テレビ局BBCの子供向けチャンネル 「CBeebies」で2016年~放映されている、算数教育アニメ。
対象年齢の目安は3~6歳の未就学児。2024年10月からは日本語吹き替え版もテレビ東京で放送がスタート!
子供向け知育YouTubeチャンネルは、STREAMS教育.com公式YouTubeチャンネルからも一覧を見ることができます。子供におすすめのYouTubeチャンネルが教科や学びたいことごとにまとめてあるので、ぜひ登録してください。
算数力を高めるおもちゃといえば、知育玩具ブランド「ラーニング リソーシズ」が有名です。ラーニング リソーシズには遊びながら学べる知育玩具がたくさんありますが、なかでも以下の2つがおすすめ。
1つめは、算数を楽しく学習できるブロックキューブ。ジョイント可能なカラフルな10色のブロックが入っていて、グループ分けや数の比較、四則計算や並べて積み上げることで直方体や立方体やの学習にも!
2つめは、カラフルな透明おはじき。薄さ1mmの軽いプラスチック製のおはじきが250枚も入っています。数字や計算の練習に最適です。
また、ボードゲームやカードゲームで遊びながら、数や四則計算を覚える方法もあります。
たとえば「ハリガリ」というボードゲーム。1人ずつ順番にカードを表にして、その場に出ている「同じ果物」の「合計が5」になったらベルを鳴らします。ゲームを通して自然と足し算を速くできるように!
\算数を学べるボードゲーム&カードゲーム/
四則計算(足し算、引き算、掛け算、割り算)に強くなる算数パズル「ジャマイカ」もおすすめです。2つの黒いサイコロの目の合計を、5つの白いサイコロの目の四則計算で作り出すゲーム。小学校の授業にも取り入れられるなど、楽しみながら計算の勉強ができると話題です。
普段の生活のなかでも、楽しく計算の練習ができる場面はたくさんあります。いつもの会話に少し数を意識した会話を加えるだけで、子供の計算力はグングン伸びていきます。
お買い物は、計算を学べる要素がたくさん! たとえば100円を渡して「これで好きなお菓子をかっていいよ」とひとりで買い物をさせる。これだけで子供は100円でなにが買えるか金額を見ながら計算していきます。
買い物カゴに入っている商品の数を一緒に数えたり、「トマトを2つとって」とお願いしてみたり、「50円のキャンディーを3つ買うといくら?」などクイズを出してみたり、レジでの合計金額を予想してみたり……。少し意識するだけで、できることは無限大です。
おやつやお食事の時間も、数や計算の練習に!
たとえば「クッキーを3人に2個ずつプ配るには、いくつ必要?」「ケーキを6つに切って、パパとママとあなたで食べたら、いくつのこる?」など、子供が好きなもので足したり引いたり分けたり、四則計算ができます。
いつもの遊びでも、計算を意識していましょう。積み木を積んで数を数えてみたり、車を並べてみたり、おままごとで数を交えながらやりとりしてみたり。少し数を意識するだけで、いつもの遊びが自然と数や計算の練習になっていきます。
小学校に入る前の幼児期から高めておきたい、算数や数学の基礎ともなる「計算力」。
子供だからこそ、「楽しく」学べる方法を見つけてあげたいものですよね。
計算力を向上させる方法は、そろばんやドリルなどの定番はもちろん、アプリでゲーム感覚で学ぶ、絵本で楽しみながら自然に覚える、日々の生活や会話のなかでに数を取り入れる、などたくさんあります。
子供の性格や好きなものにあった方法を探して選んで、計算力アップ、そして算数好きへつなげていきましょう!
この記事について
執筆/編集:STREAMS教育.com編集部
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※情報は記事作成時点(2024/10/30)または更新時点(2024/11/26)のものです。
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