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2020年度から小学校3年生以上における必修科目となった英語。子供に小学校入学前の幼児期から、英語を早期教育をしたいと思っている保護者の方も多いのではないでしょうか。
その英語教育に欠かせないのが、アルファベットの習得です。アルファベットは全部で26文字。ひらがなに比べると少なく感じますが、大文字・小文字があり、発音も日本語にはないものも。耳の黄金期と言われる0歳~3歳頃から耳を英語に慣れさせ、聞いた音を文字とリンクできるようになる3歳、4歳頃~本格的に学び始めるのが一般的によいとされている年齢です。
この記事では、英語の基礎となるアルファベット習得に向けて、アルファベットを覚えるステップと、おすすめの教材やアプリをご紹介。
一度子供が英語に拒否反応を示してしまうと、払拭するのが難しいもの。YouTubeやゲーム、アプリなど、「楽しく」「遊び感覚で」アルファベットに触れることができる方法もたくさん。子供あった方法を見つ環境を整えてあげるのが、英語の早期教育成功への第一歩です。
アルファベットを覚えるステップは、聴く、読む、書く、話すの順が一般的とされています。子供の興味や学びのスピードで順番が前後したり、並行していくこともありますが、まずは「聴く」ことからはじめましょう。
アルファベットの発音に耳が慣れてくると、自然と真似して自分で発音する子供も。そして子供のなかでアルファベットがたまってきたら、「読む」準備が整います。
「聴く」「読む」ができるようになったら、次は「書く」ことへとステップアップしましょう。
アルファベットを覚えるために、まずは英語の音を「聴く」ことからスタート。アルファベットの動画や、ABCの歌などを聴いて、日本語とは異なる音に慣れていきましょう。
アルファベットを聴いて学ぶ際、フォニックスという発音を同時に学ぶことも重要です。フォニックスとは、英語圏の子どもたちが読み書きを学ぶための学習法。フォニックスでは、Aをエー、Bをビー、Cをシーという通常の読み方を、Aをア、Bをブ、Cをクと発音します。フォニックスを学ぶことで、英語の発音もよくなり、英語を見た時に、発音が予想できるようにもなります。
A~Zの音に慣れてきたら、今度はアルファベットを「読む」ことにチャレンジ。アルファベットの絵本を親子で一緒に読んだり、お部屋やお風呂など見える位置にポスターを貼ったりして、アルファベットの形を認識していきましょう。
次第に、聴いて学んだ音とアルファベットの形がリンクするようになっていきます。
文字を書きはじめるの3歳、4歳頃。ひらがなを書きはじめるタイミングで、アルファベットを書く力も備わっているはず。アルファベットを読めて、ひらがなも書きはじめるようになったら、アルファベットを「書く」練習もスタートしましょう。
アルファベットを書く練習は、市販のドリルや無料でダウンロードできるワークシートなどで紙に書く方法。そしてアプリなどでタブレットなどに書く方法があります。紙に書くのが難しい場合は、まずはアプリで書くことに慣れ、その後に紙に書いて反復練習を、など、ステップを踏むのも方法の一つ。
無料のワークシートを選ぶ際は、1枚に大文字・小文字 両方がのっている、大文字・小文字のサイズ感がわかるように補助線がついている、イラスト付き、単語も一緒に学べる、などをポイントにセレクトしましょう。
アルファベットにまず親しむなら、知育玩具を。そしてアルファベットを「聴く」ならYouTubeなど動画で。「読む」なら絵本やポスター。「書く」ならドリルや無料のワークシート。すべて同時に、ならアプリや英語学習教材など。アルファベットを覚えるステップや子供の興味・関心でアルファベットを学ぶ方法はさまざま。子供が「楽しく」学べる方法をみつけていきましょう。
定番のABCの歌や、アルファベットを楽しく学べるアニメなど、YouTubeには英語耳を育てる動画がたくさん。正しい発音のものや、子供に見せて問題のない内容のものなど、保護者がきちんとセレクトして活用することをおすすめします。
日本発祥の英語チャンネル「Super Simple Songs(スーパーシンプルソングズ)」。非ネイティブ用につくられているので、英語もシンプルでわかりやすく、歌がメインなので、見ても聞いても楽しい動画がたくさんあります。
イギリスの公共放送・BBC制作の教育番組「Alphablocks(アルファブロックス)」。アルファベットがキャラクターになっていて、動画を通じてフォニックスを学ぶことができます。未就学児はもちろん、アルファベットをはじめたばかりの小学生にもおすすめです。
YouTubeを子供に見せるには、子供向けYouTubeアプリ「YouTube Kids」がおすすめ。YouTubeの安全な視聴方法については、こちらの記事でご紹介しています。
アルファベットの大文字・小文字が絵やイラストと一緒にのっている絵本なら、いつもの読み聞かせの延長で楽しくアルファベットを「読む」力をつけていくことができます。赤ちゃん向けのしかけ絵本から、イラストのかわいい絵本。読むだけではなくなぞり書きができる絵本まで、アルファベットの絵本はたくさんあります。
アルファベット絵本だけではなく、英語の絵本も取り入れてみたい場合は、アプリで読む方法もあります。英語多読ができるアプリは、こちらの記事でご紹介しています。
子供の目線がいきやすいところに、アルファベットのポスターを貼りましょう。常に目に見えるところにアルファベットがあれば、覚えたり、確認したりしながら、定着させていくことができます。
アルファベットのマグネットなども冷蔵庫やホワイトボードに貼ったりしながら見ることができるので、おすすめです。
アルファベットを学ぶには、まずアルファベットに「親しむ」ことが大切。「遊び」を通してなら、自然とアルファベットの形を認識していくことができます。動画や絵本などがまだ早かったり、合わない場合も、知育玩具の活用がおすすめです。
アルファベットを少し覚えてきた子供には、カードゲームなどもおすすめです。ゲーム感覚で大文字・小文字はもちろん、単語も覚えていくことができます。
子供が自分で手を動かしてゲーム感覚で操作できるアプリは、子供のアルファベット勉強に有効な手段です。かわいいキャラクターが登場する楽しさ満載のアプリから、英語圏の子供たちも使っている本格的な英語学習アプリまで、レベルもさまざま。無料お試し期間があるものや、無料コンテンツも。まずは使ってみて、子供に合うアプリを探していきましょう。
アルファベットを「書く」練習はアプリでもできますが、より学びを定着させるには、鉛筆を使って紙に書く「ドリル」や「無料プリント」がおすすめです。くもんや学研など定番の幼児ドリルから、子供が楽しく学べると評判のうんこドリルなど、アルファベットを学べるドリルはたくさんあります。市販のドリルは年齢の目安が書いてありますが、子供の学びのスピードにあわせて、合うレベルのものを選んでいきましょう。
プリント学習は、アルファベットの大文字・小文字がイラスト付きでA4サイズの紙1枚に1アルファベットずつまとまっている無料プリントもたくさん。子供の好きそうなものやレベルを保護者が確認しながらセレクトする必要がありますが、ペース配分もできるので、効果的に学びを進めることができます。
英語教材のあるプリント学習サイトは、ちびむすドリル、すたぺんドリルなどが有名ですが、海外の有名サイトもぜひ見ておきたいところ。英語圏の子供たちも使っているTwinklやEducation.comなども、検討してみてはいかがでしょうか。
こどもちゃれんじやすまいるぜみなど幼児向け通信教材では、ひらがな、数、時計、思考力、プログラミングなどはもちろん、英語のコンテンツも。英語の4技能=「聞く・読む・書く・話す」を総合的に学ぶことができます。
あくまでも教科の1つのため、コンテンツの量はそれほど多くありません。物足りない場合は、追加で英語コースも受講可能。
こどもちゃれんじにはタブレット一台で学べる有料オプション教材「デジタルEnglishプラス」やエデュトイやBOOK、映像教材で学ぶ「こどもちゃれんじEnglish」が。
すまいるぜみでは「英語プレミアム」が追加受講可能です。
ベネッセが運営する、しまじろうと学ぶ通信教育講座。エディトイやワークなどお届け教材のみのコースと、専用タブレットでの学習が中心の「タッチ」コースがあります。「タッチ」コースは、専用のタブレット1台でひらがな・数・英語・プログラミングなど幅広いテーマが学習可能。小学生からは「進研ゼミ」になります。
お届け教材は一切なしで、専用タブレットのみで完結。国語、算数、英語など基礎はもちろん、こどもの得意にあわせて中学校までの内容を先取り学習できる無学年学習「コアトレ」が無料受講可能。
また、英語だけを学ぶ幼児用おうち英語教材もあります。有名な教材では、ディズニーで英語を学べる「ディズニー英語システム(DWE)」、サンリオキャラクターで英語を学べる「サンリオイングリッシュマスター」、英語DVD映像教材「ミライコイングリッシュ」があります。無料のサンプル教材などでお試しできる場合もあるので、子供の興味やレベルと合っているかなどを確認して選んでいきましょう。
対象年齢 0歳~12歳。45年以上の実績がある英語教材プログラム「ディズニー英語システム」。ディズニーの人気キャラクターたちと一緒に、聞いて、歌って、踊って、描いて、遊びながら英語を学ぶことができます。フルセットを揃えると100万円近くかかりますが、知育玩具もたくさんあり、楽しく英語を身につけていくことができます。
対象年齢 0~8歳。サンリオキャラクターたちと英語を楽しく学べる、幼児・小学生向け本格英語教材「サンリオイングリッシュマスター」。2023年にスタートした比較的新しいサービスで、英語はもちろん、同時に生活習慣などを学ぶこともできる知育要素があるのが特徴です。教材はDVDを中心に絵本や玩具、ぬいぐるみなど、ワクワクしながら楽しく学べるラインナップ。料金は、一括払いで334,980円(税込)。※2024年11月29日時点
対象年齢 0〜8歳。NHKラジオの英語講師が監修。毎日30分DVDを見るだけで英語を学べる幼児・子供向け英語DVD映像教材「ミライコイングリッシュ」。2年間続けることで、英語学習のベースとなる基礎力を身につけることができます。ただし、見るだけで英語がペラペラになるのではなく、あくまでも基礎力をつけ、英語が好きになるきっかけ作りを提供してくれる教材です。料金は、一括払いで68,600円(税込)。※2024年11月29日時点
2020年度から小学校3年生以上における必修科目となった英語。その英語の基礎となるのが、アルファベットの習得です。小学校入学前の未就学児から先取りして身に着けておけると安心ですよね。
アルファベットを習得するステップは、聴く→読む→書く。「聴く」練習にあたっては、フォニックスという発音を同時に学ぶことも重要です。
そんなアルファベットを学ぶ方法はさまざま。まず「親しむ」には知育玩具。「聴く」ならYouTubeなどの動画。「読む」なら絵本。「書く」ならドリル。総合学習なら、アプリや英語学習教材など。子供が「楽しく」学べる方法をみつけていくのが、アルファベットをマスターする近道です。
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